妊娠初期
2ヶ月-4ヶ月


はじめての妊娠出産育児ガイド
子育てはいつもはじめての連続。『こそだてこよみ帖』は、妊娠から出産、成長の過程で時期ごとにぶつかる「何をすればいいの?」に応えるガイドです。
2ヶ月-4ヶ月
つわりやホルモンバランスの変化など外側からはわかりづらい心身の不調が現れます。重いものを持つ、話をきく、普段の家事のサポートをしましょう。風しんなどのワクチン接種がまだの場合は接種を済ませ、喫煙の者の場合は受動喫煙を避けましょう。
5ヶ月-7ヶ月
安定期に入り、胎動など赤ちゃんの胎内での成長を感じられる時期。検診の同行、両親学級参加など、赤ちゃんと子育てについての知識を積極的に学びましょう。聴覚が発達してくるため、呼びかけに反応してくれる可能性も。
8ヶ月-10ヶ月
検診が2週間に1回のペースに増えるので、出産が近づいたことを実感するかも知れません。赤ちゃんの体重が増えることで、腰痛や足のむくみ、こむらがえりなどに悩まされたり、赤ちゃんの成長で肺や胃が圧迫され、すぐに息があがったり、食欲が減退することもあります。また、赤ちゃんが出産に備えて下がってくると、胎動が減ったと感じるかも知れません。胎動カウントで赤ちゃんの様子を確認しながら、リラックスして過ごしましょう。
いよいよ出産に向けて準備も大詰め。出生届けはパパが提出する場合が多いので、役所への手続き方法など事前に下調べをしておきましょう。産休・育休制度を利用する場合は会社に相談を。夫婦のコミュニケーションも大切に赤ちゃんの誕生を待ちましょう。
0ヶ月-3ヶ月
ねんね期の赤ちゃんは一日の大半を仰向けに寝た状態で過ごします。生後0ヶ月ころは生活リズムが不規則、授乳回数も多く、出産疲れと相まってママは体力的に大変な時期。生後3ヶ月ころになると、生まれた時の約2倍の体重身長になります。
出産で身体が辛いママにとって大変な時期。おむつ替えや沐浴、家事など、できることを率先して行いましょう。新生児期から使える抱っこ紐でお散歩にでかけるなど、ママが一人でゆっくりできる時間を作ってあげることもおすすめです。
4ヶ月-8ヶ月
約6ヶ月ころに寝返りやおすわりができるように。自力で前に進むずりばい、はいはいをするようになると、赤ちゃんの活動範囲が広がります。新しいものに興味津々で、触ったり口に入れたりして確かめます。
赤ちゃんが自分で動けるようになる時期です。家の中に赤ちゃんが触ったり近づくと危険なものがないか確かめましょう。笑ったり声を出して反応するようになるので、おもちゃで一緒に遊んであげるなどスキンシップを楽しめるようになります。
9ヶ月-12ヶ月
筋肉や神経が発達し、はいはいからつかまり立ちやひとり立ちができるようになり、新しいことがどんどんできるように。つたい歩きの時期は転倒しやすいので注意が必要。育児休業が1年のママは保育園入園の準備を進めましょう。
赤ちゃんの成長スピードは早く、昨日できなかったことが今日できるようになることも。テーブルやひきだしなど、今まで手が届かなかった場所にも注意が必要。保育園準備は、ママの職場復帰後の生活の仕方についても夫婦で相談して進めるとよいですね。